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in, (2017)

カメラ、プロジェクター、リアルタイム映像、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、テグス、ワイヤー、水

かけがわ茶エンナーレにて古民家の空間を会場に制作した作品。1階を第4次元(n+1次元)、2階を第5次元(n+2次元)とした世界を、造形物と映像投影を用いて「仮設」した。造形物や映像投影の制作にはなるべく人間の介入を最小限に抑え、ものが自らその存在をあらわにうごめき始める様を提示している。また映像のモアレやフリッカーなどの規則的な周期性のある現象を、ポリエステルの布へ投影させることで有機的にゆがませる効果などを用い、絶対的な状態をさらに拡大する超越性などを含ませる表現を行った。会期中に静岡県舞台芸術センター(SPAC)所属の女優、関根淳子による 儀式/ritual を行った。

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